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平成25年3月22日 修了セレモニーを開催しました
3月22日金曜日、非常に天候に恵まれた環境の中、バイオサイエンス研究科大講義室において、バイオ修了セレモニーを行いました。セレモニーは100名を超える学生や先生方が参加し、終始和やかなムードで卒業生を送り出しました。
当研究科の横田研究科長は卒業生に対し、「これから職場で経験する、あるいは社会で遭遇する数多くの課題に対し、それらを包み隠して見えづらくしているベールを焦らず一枚ずつ解きほぐしながら真実を見つけて下さい。そしてこれからの人生60年、君の純白のカンバスに好きなように好きな色を使って自分を描いてみて下さい。」という言葉を贈られました。
続いて優秀学生賞・矢野賞の授与式が執り行われました。受賞者には後の修了パーティーで横田研究科長から賞状とトロフィーが手渡され、後輩達から花束が贈呈されました。矢野賞では米倉敏哉さん、村尾直哉さん、修士課程優秀学生賞では朝田風太さん、そして博士課程優秀学生賞では熱田勇士さんにご挨拶を頂きました。
次に、今年度退任される小笠原直毅教授、中島欽一教授、桂樹徹准教授、片岡浩介准教授に花束が贈呈され、修了生と在学生への研究生活についてのアドバイスやこれまでの研究生活に対する言葉を頂きました。また、小笠原直毅教授は来期の学長としての強い意気込みも述べられました。
また、送辞では在校中に誰もがお世話になったバイオサイエンス研究科事務室の古田さんより、これまでの修了生に対する想いを御自身の実体験を基にしたユーモラスなお言葉で述べて頂き、卒業生も社会へ出て目の前の壁から逃げないようにしようと思ったことでしょう。
答辞では修了生代表の伊藤輝二さんにより二年間の研究生活についての思いを述べていただきました。
最後に在校生の代表として修士課程1年の石原裕大さんにより、修了生達の研究生活やイベントの写真、そしてお世話になった教授から贈る言葉のスライドを背景に音楽が流され、とても感動的な一場面となりました。
NAISTバイオサイエンス研究科創立時のメンバーであった小笠原直毅教授や桂樹徹准教授は退職されますが、この春にも新たな教員や新入生を迎えます。NAIST遺伝子には更に多様性を増す春が訪れます。
(2013年04月12日掲載)