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2024 International Student Workshopを開催しました
令和6年10月20日より26日までの7日間、国際学生ワークショップが北京、中国科学院大学のキャンパスと遺伝発生生物学研究所において開催されました。今年は総勢58名の学生(カリフォルニア大学デイビス校より10名、中国科学院遺伝発生生物学研究所より18名、本学バイオサイエンス領域よりD2学生30名)が参加しました。
1日目のアイスブレーキングアクティビティーでは、キャンパス内の名所を巡りながら早速打ち解けることができました。ワークショップの前半では、学生が持ち回りで担当した座長のもと、各自20分の発表と10分の質疑応答を行いました。そのほか、三大学の学生で小グループに分かれ、生物学の各トピックを動画や寸劇にまとめるプロジェクトにも取り組みました。
ワークショップの後半では、会場を北京の中心地に位置する遺伝発生生物学研究所に移してシンポジウムが開催されました。学生の発表のみならず、各大学の先生方の研究発表もあり、とても有意義な会となりました。また、ポスターセッションでは活発な議論が随所で見られ、口頭発表とは異なった意味で研究の交流ができたと思います。「Farewell Party」では、各大学からのパフォーマンスが披露されつつ会場は一体感に包まれ、3カ国の学生が交流を深めました。中国の学生に案内されて訪れた万里の長城、紫禁城、故宮博物院も良い思い出となったと思います。
研究交流のみならず、文化交流から生まれた友情が三ヵ国の学生にとってかけがえのない財産となることを願っています。会の運営に携わって下さり、暖かいもてなしをしてくださった中国科学院の先生方、職員の皆様、そして学生の皆さんに感謝です。
(2024年10月31日掲載)