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2023 International Student Workshop を開催しました
令和5年11月5日から9日までの5日間、2023 International Student Workshopがカリフォルニア大学デイビス校において開催されました。今年は総勢44名(本学バイオサイエンス領域よりD2学生19名、カリフォルニア大学デイビス校より12名、中国科学院遺伝発生生物学研究所より13名)が参加しました。このプログラムでは、バイオサイエンス領域の博士後期課程D2生を対象に、米国カリフォルニア大学デイビス校と中国科学院の大学院生たちとの研究交流を通じて、国際的なコミュニケーション能力を育成します。本年はカリフォルニア大学デイビス校からのご招待があり、アメリカでの開催となりました。
会期中は、日米中の学生を混ぜて4~7名のグループを形成し、それぞれの研究発表と議論を行いました。また、本学バイオサイエンス領域の笹井紀明准教授、カリフォルニア大学デイビス校のSean Burgess先生、中国科学院のJun Xiao先生に特別講義を実施していただきました。
プログラム後半では、ポスターセッションも行われ、活発な議論が随所で見られ、口頭発表とは異なった意味での研究の交流ができたと思います。そして、研究発表において選出された4名の学生スピーカーによる口頭発表を行い、充実した時間を過ごしました。
ワークショップ期間中に少人数編成の日米中混合チームで、バイオトピックに関するビデオを制作しました。出来上がった9つのビデオの上映会を最後に行い、優秀ビデオの投票・授賞式にて大きな盛り上がりを見せました。
参加者は、米国・中国の大学院生と互いに研究発表を行うだけでなく、それぞれの国における研究のあり方、将来やキャリアに対する考え方を相互に認識して、友情と国際性を育むことができました。文化やバックグラウンドが異なる学生たちと交流できたことは、本学学生にとって忘れることのできない経験になりました。
(2023年11月15日掲載)