NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス領域

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シンポジウム「視る生物学5 - 植物を視る光の新技術 - 」を開催しました

平成22年11月25日(木)、26日(金)に、奈良先端科学技術大学院大学ミレニアムホールにて、文部科学省特定領域研究「植物メリステム」(代表:町田泰則)と植物科学グローバルトップ教育推進プログラムとの共催で、平成22年度シンポジウム「視る生物学5 - 植物を視る光の新技術 - 」を開催しました。イメージングをテーマとしたNAISTでのシンポジウムは、今年で5回目を迎えました。今年は、学内2名を含む国内12名による講演が行われ、2日間で学内・学外合わせて128名の参加がありました。

25日初日は、特定代表の町田泰則教授(名古屋大学)による挨拶、島本功教授による植物グローバルの紹介に始まり、8名の発表が行われました。セッション1では植物科学系の研究者を中心に、またコーヒーブレークを挟んだセッション2では、動物科学系の研究者を中心として、光を使った新技術についての講演が行われました。田坂昌生教授の挨拶で始まった懇親会は、講演者の方々を中心に、研究内容やイメージングの技術についての活発な情報交換、意見交換がなされました。さらにシンポジウム二日目の26日には4名の講演者による講演が行われ、稲田特任准教授の閉会の挨拶で幕を閉じました。

今回のシンポジウムでは、講演後に活発な質疑応答が行われ、両日とも予定終了時間を大幅に超える盛り上がりを見せました。また、材料、解析している現象とも非常に多岐に渡る講演内容ながら、「視る」ことにかけてはどの発表も非常なこだわりが感じられ、また講演者がポスドク以上の若手を中心としていたこともあり、実際に研究に携わっている方々の臨場感あふれる講演が印象的でした。

【写真】シンポジウム「視る生物学5 - 植物を視る光の新技術 - 」12名の講演者の方がた

(2010年12月01日掲載)

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