イベント・ニュース
第12回 国際学生ワークショップを開催しました
平成30年11月12日より17日までの6日間、第12回国際学生ワークショップがアイアイランド(四条畷市)および奈良先端科学技術大学院大学において開催されました。今年は総勢38名の学生(カリフォルニア大学デイビス校より8名、中国科学院遺伝発生生物学研究所より9名、本学バイオサイエンス研究科よりD2学生21名)が参加しました。 アイアイランドでは、参加学生全員が三つのグループに分かれて各々の研究について英語で発表を行いました。ディスカッションリーダーの学生を進行役に、30分ずつの持ち時間の間に自由に質問や議論を交わせるスタイルで行いました。カリフォルニア大学デイビス校のJoAnne Engebrecht先生に特別講義を実施していただきました。さらに、日中米の先生方とともに、学生のキャリアについてのディスカッションも行いました。
プログラム後半はNAISTに移動し、シンポジウムにて、各大学の先生方に研究発表をしていただきました。さらに、アイアイランドの研究発表において選出された学生スピーカーによる口頭発表を同時に行い、充実した時間を過ごしました。
ポスターセッションも実施し、ワークショップ参加学生以外のバイオ領域構成員も交えての研究交流の広がりが見られました。
また、ワークショップ期間中に少人数編成の日中米混合チームでバイオトピックに関するビデオを制作しました。出来上がった9つのビデオの上映会を最後に行い、優秀ビデオの投票・授賞式にて大きな盛り上がりを見せました。研究交流のみならず、文化交流から生まれた友情が三ヶ国の学生にとってかけがえのない財産となることと思います。
(2018年11月19日掲載)