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UCDオンラインジャーナルセミナーを開講しました
バイオサイエンス研究科と米国のカリフォルニア大学デービス校(UCD) は、遠隔会議システムを利用したジョイントジャーナルセミナーを開講しています。
6 回目となる今年度は、バイオサイエンス研究科の大学院生4 名が、UCD の9 名の学生と一緒に8 回の論文セミナーを行いました。今回はNAIST 側の参加者が全て後期課程の学生だったこともあり、非常にスムーズに進めることができました。本セミナーでは毎回植物科学に関する最新の原著論文を題材に用い、毎回交代でリーダーを務める学生の司会で進められます。
最初はお互いに緊張が見られますが、2 回目にはすぐになじんで活発な議論が繰り広げられます。UCD が立地するカリフォルニアというオープンな土地柄に加え、毎年UCD 側でオーガナイズして下さるJohn Harada 先生のお人柄によるところが大きいです。
UCD とNAIST からは、毎回1 名ずつの教員がメンターとして参加し、ディスカッションの補足や問題提起を通じて学生の理解と論理的思考を助けます。これは両校の教員どうしの交流にも、とても役立っています。
来年度からの研究科の統合により、本学の教育カリキュラムが大きく変わりますが、本ジャーナルセミナーは、これまでと同様に開講する予定です。日本にいながら海外の大学でのゼミを体験できる貴重な機会ですので、来年度も多くの学生に受講していただきたい思います。
(2018年03月12日掲載)