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第9回 国際学生ワークショップを開催しました
平成27年11月9日より13日までの5日間、第9回国際学生ワークショップがアイアイランド(四条畷市)および奈良先端科学技術大学院大学において開催されました。今年は総勢42名の学生(カリフォルニア大学デイビス校より10名、中国科学院遺伝発生生物学研究所より10名、本学バイオサイエンス研究科よりD2学生22名)が参加しました。 アイアイランドでは、昨年同様、全ての学生が三つの研究領域に分かれて各々の研究について英語で発表を行いました。ディスカッションリーダーの学生を進行役に、30分ずつの持ち時間の間に自由に質問や議論を交わせるスタイルで行いました。その後、各グループから3名ずつのスピーカーを選出し、全体会で口頭発表を行いました。学生による研究発表に加え、カリフォルニア大学デイビス校生物科学部のJohn Albeck先生を講師にお迎えして特別講義を実施するとともに、日中米の先生方をパネリストとして、学生のキャリアについてのパネルディスカッションも行いました。
四日目の午後にはNAISTに移動し、翌日はポスターセッションを実施し、ワークショップ参加学生以外の研究科構成員も交えての研究交流の広がりが見られました。午後からはミニシンポジウムとして各大学の先生方の研究発表もあり充実した時間を過ごしました。また本年度の新しい試みとして、ワークショップ期間中に少人数編成の日中米混合チームで科学トピックに関するビデオを制作しました。出来上がった10のビデオの上映会を最後に行い、優秀ビデオの投票・授賞式にて大きな盛り上がりを見せました。研究交流のみならず、文化交流から生まれた友情が三か国の学生にとってかけがえのない財産となることと思います。
(2015年11月18日掲載)