NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス領域

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荒井光徳君、駒井章治准教授(細胞構造学)のポスターがメディアに取り上げられました

2009年10月17日から21日、米国シカゴにて開催された、神経科学領域最大の学会Society for Neuroscience, Annual Meeting 発足40周年記念大会(Neuroscience 2009)で、細胞構造学講座の荒井光徳君、駒井章治准教授のポスターがメディアに取り上げられました。数万件(参加者約32,000人)のポスターの中から、特に注目されるものとして取り上げられ、米国神経学雑誌の“NEWS”欄に発表内容が掲載されました。

発表内容は、外来の幹細胞から分化させた神経細胞を移植することによって、様々な原因で損傷した脳組織を回復させる技術に関するものです。いくつかの遺伝子を移植神経幹細胞に対して強制的に導入し、さらに外界からの刺激を動物個体に与えることによって、より効率的に目的の細胞種へ分化させることがユニークであると掲載雑誌の記事に取り上げられました。今後はこういった方法を利用することで、損傷した脳機能を神経幹細胞を移植することによって正確に回復させることができるようになるかもしれません。

(2010年01月19日掲載)

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