NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス領域

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11月29日(金)奈良先端未来開拓コロキウム「Signaling and Coordination in Plant Development」を開催しました

平成25年11月29日(金)、バイオサイエンス研究科大講義室において、奈良先端未来開拓コロキウム「Signaling and Coordination in Plant Development」を開催しました。昨年開催され大好評だった未来開拓コロキウム「A New Generation of Plant Embryo Research」に引き続き、今年も植物発生学分野の第一線で活躍する国内外の若手研究者5名を招へいし、シンポジウムでご講演いただきました。また、本コロキウムのオーガナイザー3名もシンポジウムに加わり、講演を行いました。

今回のテーマは、植物の細胞間シグナルがどのように発生プロセスを調和させているのかについて。シンポジウムには100名を超える聴衆が集まり、講演ごとに活発な討論が繰り広げられました。また、合わせて行われたポスターセッションでは、本研究科の大学院生と若手研究者による22題のポスターの前で、リラックスした雰囲気の中、熱心な議論が交わされました。その後の懇親会には59名が参加し、議論の続きを楽しみながら更に交流を深めていました。中には、たまたま会場にあったホワイトボードに書き込みながら熱く議論する場面もみられ、講演者もその他の参加者も、共にサイエンスを満喫できた一日でした。

奈良先端未来開拓コロキウムでは、研究の最前線に触れることはもちろん、研究者たちの間に新たなネットワークを作り出すことも大きな目的となっています。今回も、参加者たちが活発に「交信(Signaling)」しあうことで、新しいアイディアや研究者どうしのつながり、共同研究のきっかけなど、将来につながる研究の種がいくつも蒔かれたのではないでしょうか。ここからやがて、どのような「調和(Coordination)」が生まれ育ってくるかが楽しみです。

招待講演者
  • Dominique Bergmann (Stanford/HHMI, USA)
  • G. Venugopala Reddy (UC Riverside, USA)
  • Olivier Hamant (INRA, France) 
  • Yoshikatsu Matsubayashi (NIBB, Japan) 
  • Marja Timmermans (CSHL, USA)
オーガナイザー
  • 相田 光宏
  • 中島 敬二
  • 古谷 将彦
プログラムダウンロード
ポスターダウンロード

(2013年12月09日掲載)

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