領域長あいさつ

バイオサイエンス領域長
出村 拓 (でむら たく)
出村 拓 (でむら たく)
バイオサイエンスは、生命の本質を探究し、その知見を医療、環境、食品など多岐にわたる分野で活用する重要な学問領域です。現代社会では気候変動、感染症、食品安全といった複雑な課題が顕在化しており、これらを解決するには、様々な学問の知見に基づく実践的なアプローチが重要です。私は、バイオサイエンスがその中心となるべき学問領域と考えています。
バイオサイエンス領域では、最先端のバイオサイエンス研究を推進するとともに、情報科学領域、物質創成科学領域、生命科学研究基盤センターやデジタルグリーンイノベーションセンターなどの多様な学内センターとの連携を深め、学際的で協働的な教育と研究を展開しています。とくに、学生一人ひとりが自らの専門性を磨きながら、広い視野と柔軟な思考を持って社会課題に積極的に取り組めるよう、教育環境や研究支援の整備に力を注いでいます。こうした取り組みを通じて、私たちは持続可能で豊かな未来社会の実現を目指し、社会の多様なニーズに応えることを使命としています。
今後とも皆さまの温かいご支援とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。