2009年度のノーベル賞授賞式に出席して
- 演題
- 2009年度のノーベル賞授賞式に出席して
- 講演者
- 吉川 真由 さん (京都大学大学院生命科学研究科統合生命科学専攻)
- 使用言語
- 日本語
- 日時
- 2010年1月29日(金曜日) 16:00~17:00
- 場所
- バイオサイエンス研究科 大セミナー室
- 内容
この度財団法人国際科学技術財団の支援のもと、「ストックホルム国際青年科学セミナー(SIYSS; Stockholm International Youth Science Seminar)」に参加いたしました。SIYSSは毎年ノーベル賞週間行事にあわせて開催され、世界約19カ国から若手科学者約25名が集まり、交流を通じて相互啓発を図るプログラムです。受賞者による講演会、披露宴、授賞式、晩餐会、その後のパーティなどに参加させて頂きました。2009年度のノーベル賞に関する出来事や、受賞者の方々とお話して得られたことを紹介いたします。また来年度のSIYSS募集に向けての情報や、その他これまで参加したプログラムで良かったものを紹介させて頂きます。
さらに現在京都大学、生命科学研究科において行っているRNAに関する研究にも触れさせて頂きます。現在mRNAが細胞内で合成される過程や、その過程に関わる因子についての研究を行っています。もしmRNAの正しい合成に関わる因子の研究が進めば、異常mRNAからタンパク質が合成されることによってもたらされる病気(ALSや、癌など)に対する治療や、薬剤開発に貢献できます。
- 問合せ先
- 生体機能制御学
佐藤 匠徳 (island1005@bs.naist.jp)