年相応な見かけの分子基盤:イネ葉の場合
- 演題
 - 年相応な見かけの分子基盤:イネ葉の場合
 - 講演者
 - 経塚 淳子 博士(東北大学生命科学研究科・教授)
 - 使用言語
 - 日本語
 - 日時
 - 2017年10月20日(金曜日) 15:30~16:30
 - 場所
 - 大セミナー室
 - 内容
 イネ科植物の葉は細長く、葉鞘(ようしょう)とよばれる基部と葉身(ようしん)とよばれる頂端部に分かれています。葉鞘は個体を支え、葉身は活発に光合成を行うというように、葉身と葉鞘では成長に対する貢献が異なるため、その比率は成長に合わせて適切に制御されています。また、イネ科にはタケのように地下に茎を伸ばす植物がたくさんありますが、葉鞘/葉身比率は地下茎の成長においても重要です。私たちは、イネを使って葉の基部・頂端軸の決定や葉鞘/葉身比の決定について解析を進めています。本セミナーでは、私たちが見出した「葉鞘因子」について紹介します。
- 問合せ先
 - 植物成長制御
梅田 正明 (mumeda@bs.naist.jp) 
        奈良先端科学技術大学院大学