ゼニゴケから見えてきた遺伝子制御ネットワークの転用による植物ボディプランの進化
- 演題
- ゼニゴケから見えてきた遺伝子制御ネットワークの転用による植物ボディプランの進化
- 講演者
- 石崎公庸 博士 (神戸大学大学院理学研究科生物学専攻・准教授)
- 使用言語
- 日本語
- 日時
- 2016年8月1日(月曜日) 16:00~17:00
- 場所
- バイオサイエンス研究科 大セミナー室
- 内容
- 陸上植物は約5億年前に淡水性の緑藻から派生した単系統のグループである。しかしながら、緑藻やコケ植物と維管束植物の間で優占世代が異なるなど、進化の過程で大きく体制を変えてきており、組織や器官レベルでの進化的な連続性はあまり考えられてこなかった。植物はどのように現在の体制に進化したのだろうか? 本セミナーでは、陸上植物の基部に位置するコケ植物ゼニゴケの器官発生制御について最新の研究成果を紹介し、「遺伝子制御ネットワークの転用による植物進化」について議論したい。
- 問合せ先
- 植物発生シグナル研究室
中島敬二 (k-nakaji@bs.naist.jp)