研究成果の紹介
高橋淑子教授が財団法人武田科学振興財団より、2009年度「生命科学研究助成」の対象者に選ばれました
バイオサイエンス研究科の分子発生生物学講座高橋淑子教授が、財団法人武田科学振興財団の2009年度「生命科学研究助成」の対象者に選ばれました。本研究助成は、生命科学分野において独創的かつ顕著な研究を対象とするものです。
助成受託のコメント
からだの成り立ち(発生)の過程では、さまざまな組織がお互いにコミュニケーションを交わしながら正しく作られていく様子がみられます。このようなしくみの解明を、特に脳や脊髄といった中枢神経系と、その中を走向する血管系とのコミュニケーションに焦点をあてて研究を進めています。本研究を発展させることによって、さまざまな神経障害やがんの転移のしくみの解明に発展させていきたいと思っています。
助成受託研究テーマ
個体システムの理解に向けた神経-血管クロストークの成立機構
(2010年02月10日掲載)