研究成果の紹介
高橋淑子教授が「第40回三菱財団自然科学研究助成」の対象者に選ばれました
バイオサイエンス研究科の分子発生生物学講座高橋淑子教授が、「第40回三菱財団自然科学研究助成」の対象者に選ばれました。本研究助成は、生命科学分野において独創的かつ先駆的研究を対象とするものです。
助成受託のコメント
血管ネットワークや神経ネットワークは体の隅々にまで張り巡らされており、酸素の供給や、感覚・運動機能を支配するなど、私達の日々の生命活動に必要不可欠な器官です。一見異なる器官にみえる血管と神経ですが、両者はしばしば「寄り添いながら」ネットワークを形成します。血管-神経の間にはたらく相互作用のしくみを解明することにより、これまで未解決だった高次神経障害や循環器障害の治療開発に役立てたいと思っています。
助成受託研究テーマ
個体システムの理解に向けた血管-神経クロストークの成立基盤
(2010年02月10日掲載)