研究成果の紹介
高橋淑子教授が、アメリカ「サイエンス誌」のBoard of Reviewing Editorsのメンバーに選ばれました
バイオサイエンス研究科・分子発生生物学講座の高橋淑子教授が、2009年10月に、アメリカ「サイエンス誌」のBoard of Reviewing Editorsのメンバーとして選ばれました。
Board of Reviewing Editorsとは:
サイエンス誌は、英国ネーチャー誌と並んで生命科学の世界トップクラスの論文が掲載される学術誌です。Board of Reviewing Editorsとは、サイエンス誌に投稿されるおびただしい数の論文のうち、「どの論文が in-depth-review にまわされる価値があるか」を判断する重要な任務を負います。今風の言葉でいうと、「仕分け屋」のようなものです。本誌は、生命科学の他にも、地球・宇宙科学や材料科学など自然科学の広い分野を網羅する学術誌であるため、Board of Reviewing Editorsは総勢160名近くになります。その中で日本人は6名です。私は主に、発生生物学や細胞生物学の分野を担当しています。Reviewing Editorを拝命して数ヶ月たちましたが、常に質の高い論文に触れることができ、私自身の研究活動にも大変参考になります。
(2010年02月10日掲載)