研究成果の紹介
バイオサイエンス研究科動物細胞工学研究室の河野憲二教授が公益財団法人武田科学振興財団生命科学研究助成の対象者に選ばれました
バイオサイエンス研究科動物細胞工学研究室の河野憲二教授が公益財団法人武田科学振興財団の生命科学研究助成の対象者に選ばれました。本助成は、人類の健康増進に寄与する生命科学分野の進歩・発展に貢献する独創的な研究を対象としています。
助成受託のコメント
この度、武田科学振興財団の「生命科学研究助成」を頂くことになりました。申請時には、前研究科長の真木壽治教授からご推薦を頂き大変感謝するとともに、頂いたチャンスを活かすことができ安堵しております。今後は頂いた研究助成を最大限活用し、基礎研究から医療への橋渡しができるような研究を展開していきたいと思っています。
助成受託研究テーマ
小胞体ストレス応答破綻により生ずる消化器系疾患とその生体防御機構の解析
この研究は、膵臓のインスリン産生や腸管のムチン産生における小胞体ストレスセンサーやその応答経路の生理的役割を明らかにしようというもので、ある種の糖尿病や炎症性腸疾患の原因究明とその理解に貢献できると期待しています。
(2011年12月28日掲載)