研究成果の紹介
バイオサイエンス研究科花発生分子遺伝学研究室の伊藤寿朗教授が公益財団法人三菱財団の平成27年度研究助成対象者に選ばれました。
バイオサイエンス研究科花発生分子遺伝学研究室の伊藤寿朗教授が公益財団法人三菱財団の平成27年度研究助成対象者に選ばれました。
助成受託のコメント
このたび三菱財団から、三菱財団助成金・自然科学部門に採択して頂きました。多くの植物は冬の長い寒さを経て、春の暖かさで花を咲かせます。さらにその冬の記憶による花芽の誘導は、短時間の高温処理によりキャンセルされることが知られています。本研究では、植物はどのようにして冬の寒さを記憶し、どのようにしてその記憶が高温により消去されるのかを解明します。これにより環境温度記憶を人為的にコントロールするための基盤技術の開発も目指します。本研究の推進を通じて、少しでも植物科学の発展に貢献したいと思っています。
【花発生分子遺伝学】
研究室紹介ページ:http://bsw3.naist.jp/courses/courses112.html
(2015年07月16日掲載)